妊婦健診。
初期はひと月に1回しかないけど、中期→後期に従って週数の間隔が短くなってきて臨月(10ヶ月)になる頃には毎週になります。
その頃に多くの人が初めてつけるモニター、NST。ノンストレステスト、といって胎児の心拍などの状態を見ながらお腹の張りをチェックする機械です。
NSTとは
左の数値と流れている波形が胎児の心拍で、右の数値と流れている波形がお腹の張りを示しています。
山になっている箇所が、胎児の心拍が上昇し、お腹が張ってきゅーっと子宮が収縮しているときです。
胎児の心拍が上昇する=動いてる→お腹張る…という流れもあれば、お腹張る→胎児が苦しくて心拍が上昇する…って流れもあるので、そこは妊婦の体感も大事です。
私みたいに規則正しい心拍のリズムにウトウトしてちゃいけないってことです(笑)
NSTについては、私が尊敬するブロガーのひとり、もりあゆ(@20startmama)さんの記事がとても参考になると思うので紹介させていただきます。
赤ちゃんの心拍数は120~160が正常な数値の目安
お腹が張っていないリラックスしている状態の数値の目安は20程度。
ということなので、先ほど私が絶賛NST中の数値を見ると心拍は151で正常値、張りが66なのできゅーっと収縮してちょっと張ってるねっていう状態です。
張ったらどうなるの?
私の感覚ですけど…。
- きゅーっと子宮が収縮する。
- 収縮が激しいとイテテってなる。
- 収縮したあとはお腹が硬くなる。
- 息苦しい感覚と間違うときがある。
症状として感じているのはこの辺りです。たまに「張ってるなぁ!?」って思っても、ただ胎児が動いただけで数値として表れないこともあります。
張る原因は週数的なものもある(お産の準備)でしょうし、胎児が動いたり、お腹に力を入れたりと様々。便秘や尿を我慢してても張ります。人によりけりです。
あと今回1番伝えたいことが次です。
頸管長が短くなる
タイトルにもあるけど、「生き物なの?」ってくらい頸管長は伸び縮みしてるんだなって入院して分かりました。
例えば、このNSTをした日のことを書きます。
- 切迫早産入院14日目
- 36w2d
- ウテメリン50mgを30ミリ/H(1A30)
- 7時NST
- 10時内診→頸管長30ミリ
- 11時シャワー
- 12時お昼ごはん
- 13時NST
- 14時内診→頸管長12ミリ
- ウテメリン100mgを30ミリ/H(2A30)
こんな感じ。
シャワーとお昼ごはん以外はベッドで横になっていたにも関わらず、たった数時間で頸管長がこんなに縮んでしまいました…。1日に何回も内診することってあんまり無いじゃないですか?だからこの衝撃を共有したくてこれ書いてますw
ちなみにシャワー前に一度外したとはいえ点滴つけててコレですからね。シャワー浴びながら「今日は張るな〜」なんて悠長にかましてたんですよ。だって午前のNSTは特にいつもと変わらなかったんだもの…。
ちなみに張るって言っても入院前の私からしたら張ってるなっていう感覚すら怪しいレベルのです。こんなの仕事してたら日常だったし、スーパーでちょいと買い物でもしようものなら張りまくってました。
で、午後のNSTのときになっても「まだたまに張るな〜」と思ってて、いつも胎児の動きで張るのに今日は普通に張ってることを看護師さんに伝えたら…
「先生が内診しましょうって」
ですって!!
入院して初めて1日に2回目の内診を受けることに…とほほ。で、数時間で頸管長激変してたってわけ。いやーびっくりした!
ちなみにその後、ウテメリン50mgが100mgに増えましたとさ。
正産期前はお腹の張りに注意
だから、お腹の張りって舐めちゃいけないんだなってことです。
「この前の健診で問題なかったから大丈夫〜♪」と油断していても、ほんの数日、数時間で激変することもあるんです。
お腹が張るとお腹の中の赤ちゃんも緊張して心拍が速くなり苦しくなります。張り続けると母親からの栄養の供給が上手くできず、成長に遅れが出てしまうかもしれません。
現にたった4時間で18ミリも頸管長短くなっててヤバかったしね…!
ちなみに私は34w3dのときに24ミリで入院しておりますが、週数によって何ミリあれば良いかは変わりますのでご注意を。
正産期入ってしまえばこの逆で、どんどんお腹張らせて頸管短くして子宮口開いてお産の準備を促しましょう!ってなりますよね。私も来週からは、こっちに仲間入りです(笑)
点滴安静生活から一転するので、温度差についていけるか本当に心配www
あと数日間だけ、ウテメリン君と仲良く生活を共にしたいと思います…!!